陸前高田市議会 2022-03-18 03月18日-06号
△日程第13 発議第2号 海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書の提出について ○議長(福田利喜君) 日程第13、発議第2号、海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書の提出についてを議題といたします。 本件に関し、提出者より提案理由の説明を求めます。
△日程第13 発議第2号 海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書の提出について ○議長(福田利喜君) 日程第13、発議第2号、海洋環境の変化等による磯焼け、貝毒の発生及び主力魚種の不漁における原因究明と対策に係る意見書の提出についてを議題といたします。 本件に関し、提出者より提案理由の説明を求めます。
当市水産業の主力魚種である秋サケにつきましても、定置などの沿岸漁獲と河川を合わせた県全体の漁獲量は、平成8年の7万3526トンをピークに、平成18年が2万8422トン、令和元年が2287トン、令和2年が1734トン、最新データである令和4年1月末が413トンと大きく減少しております。
また、海洋上の定置網の主力魚種であるアキサケの漁獲量が大幅に減少していると聞いていますが、これまでの推移はどうか伺います。 3つ目に、養殖漁業の主力であるホタテ、ホヤ等の貝類に貝毒が頻繁に発生し長期化しており、生産者は出荷規制を強いられており、収入減や生産意欲の低下が気がかりですが、本年度の状況はどのようになっているかお伺いします。
近年は、主力魚種の不漁や貝毒によるホタテ貝の出荷規制、磯焼けによるアワビ、ウニの生育不良等に加え、世界規模で進められている資源管理に基づく漁獲規制など、水産業には多くの課題がございます。
また、主力魚種である秋サケやサンマの不漁が続くとともに、ホタテ貝の貝毒の影響による出荷規制、そして、磯焼けによるウニ、アワビの生育不良、さらに新型コロナウイルスの影響は、水産業界に大きな影を落としております。 一方、本県主力のサンマやスルメイカの苦戦をよそに、マイワシが注目を集めております。
しかしながら、漁業者数の減少や高齢化、主力魚種の不漁や養殖生産物の減産など、漁業協同組合の経営を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあります。加えて、本年12月に施行された改正漁業法においては、資源管理や漁業生産力の発展に係る取組が義務化されることから、漁業協同組合の新たな事務が生じるものと想定されます。
大震災以降、不漁が続き、中でも主力魚種のサケ、サンマ、イカの大不漁が地域経済にも大きな影響を与えている中で、サーモントラウトの水揚げを増加させることはますます重要であります。市は今後「他地域との差別化を図る」、「稚魚生産から海面養殖出荷まで、一貫生産体制も視野に」としております。 そこで、この水揚げ増のために、次の点で市の今後の構想をお伺いするものであります。
そこで、第1の質問の基幹産業である水産不漁に関する問題についてであり、私が(1)に掲げた当市における主力魚種サンマの危機的不漁に係る展望について伺うものであります。
一方、回遊魚では主力魚種であるサンマやアキサケ、スルメイカが減少傾向に、サバやマイワシ、ブリが増加傾向となっているところであります。
しかしながら、主力魚種である秋サケやサンマの不漁等により、水揚げの不振、養殖漁業の回復の遅れ、さらには市内3漁業組合の組合員数の減少と担い手不足等、震災前からの課題に拍車がかかる状況となったところであります。 これらの経過と状況を踏まえ、平成30年度、地域を支える重要な産業である当市水産業の基本的な方向性を示す釜石市水産振興ビジョンを策定し、12項目の重点施策について取組を進めております。
しかしながら、近年のクロマグロの資源管理措置の発令や主力魚種である秋サケの不漁などにより定置網の漁獲金額が減少しているほか、漁業者数の減少や海洋環境の変化に伴う養殖生産物の減産による販売手数料の減額などが生じており、漁業協同組合の経営は厳しさを増している状況にあります。
また、水産業についても、サンマなどの主力魚種の漁獲高の大幅な減少に伴い、漁業経営に対する不安が生じておりますし、水産関連産業へ与える影響が大きく、海洋環境の変化や水産資源への影響が危惧されております。 建設業や水産業の不振は、市内経済全体に大きな影響を及ぼしているところであります。
初めに、各漁業協同組合、水産技術センター等と連携して水産業全体の伸び悩みの対策を講ずるべきとの御質問ですが、現在当市の水産業には漁業者の減少、高齢化などのほか、秋サケなど主力魚種の不漁やホタテ貝の貝毒による出荷の自主規制、磯焼けによるアワビの個体数減少や育成不良など海洋環境の変化などが要因と見込まれる多くの課題があらわれております。
当市水産業の主力魚種である秋サケにつきましては、岩手県の11月末現在での漁獲速報によりますと、漁獲量は海と河川を合わせて1090トンで、前年同期の18.7%にとどまっており、釜石市魚市場への水揚げは前年同期の8.1%約26トンと、県内魚市場の中でも非常に少ない水揚げとなっております。
サケは大船渡市魚市場においてサンマと並ぶ主力魚種であり、主に各漁業協同組合などが設置している定置網により漁獲されております。近年、当市沿岸の定置網ではサケの不漁が続いており、その要因としては稚魚放流尾数が震災の影響により減少したことや、放流時の水温の影響による稚魚の減耗、漁期中の三陸沿岸域に暖水塊が存在するため、サケが岩手県沿岸南部海域に来遊しにくいなどの理由が考えられております。
水産業におきましては、サケが市内各漁協協同組合の主力魚種となっており、古くからサケの孵化・放流事業に取り組み、資源保護、増殖活動に代表されるつくり・育てる漁業を推進してまいりました。このようなサケの保護、増殖活動が、本州一の漁獲量を支えています。 さらに、幼小・児童期からサケ稚魚壮行会やサケ稚魚の学校飼育など、サケに関する知識を深め、意識の高揚を図る取り組みを行っております。
あわせて震災後、廻来船の誘致など各種事業を展開してまいりましたが、主力魚種である秋サケやサンマの不漁等による水揚げ不振、生産ベースで約77%の回復状況にとどまる養殖事業、さらには市内3漁業協同組合の組合員数の減少と担い手不足など、震災前からの課題に拍車がかかる状況となったところです。
大船渡市魚市場に水揚げされるサンマとサケは、当市水産業の主力魚種となっておりますが、サンマ、サケともに近年の不漁により、水揚げ量が大幅に減少しているところであります。
しかしながら、現状においては、震災からの復興に注力しなければならないこと、漁業者の皆様の生活環境がやっと整いつつある状況であること、加えて当市漁業の主力魚種の一つである秋サケ不振への対応、さらには養殖業でのホタテガイ貝毒による自主出荷規制等、現状取り組むべき課題が山積しており、この課題解決を図りつつ、適切な時期を見て漁業協同組合の組織強化に取り組まれていくものと考えております。
また、水産業については過去5年を比較すると、総水揚げ金額は増加しているものの、サケ、サンマなどの主力魚種の漁獲高減少に伴い、水産加工業を初めとする関連産業への影響、養殖漁業における出荷自主規制の長期化など海洋環境並びに資源の変化が危惧されており、漁業経営に対する将来への不安が生じております。